始めてすぐははりきって取り組んでも、そのうち飽きてしまうのでは…。成長を感じるためには、できるだけ長く続けてほしいもの。毎月届く教材だからこそできる、ずっと楽しく使い続けてもらうための工夫とは?
〈ぷち〉(1・2歳向け)
編集長/小林 千尋
自身も二児の育児と仕事と家事の両立に励む日々。家事の効率化を日々目論む。
〈ぽけっと〉(2・3歳向け)
編集長/大野 今日子
モニターで来てくださるお子さまとの関わりが楽しみ。自身の子育てはもうすぐ卒業。
〈ほっぷ〉(3・4歳向け)
編集長/鈴木 香代
キッズワークや音声タッチペン教材など、知育教材の開発経験と知識が豊富。
〈すてっぷ〉(4・5歳向け)
編集長/山下 妙子
忙しい年中さんの親子の効果的な教材の取り組み方について、日々チームで考え中。
毎月必ず届くということが、入会を迷うひとつの理由になっているご家庭も…。お子さまが飽きずに続けることができる教材の工夫とは?
映像教材に登場するエデュトイはモノではなく「お友だち」としてたびたび登場します。1・2歳って人見知りがある時期なのですが、何度も映像教材を見て愛着がわくように工夫されているので、家に本物が届くのが楽しみになるし、届いた瞬間から楽しく、長く遊べます。
どのテーマをどのタイミングで届けるかは、専門家の先生にもアドバイスをいただきながら、お子さまの発達をよーく研究して考えています。ちょうどよい時期にバランスよくいろいろなテーマで教材が届くから、毎月楽しんでもらえるはず。また、4月号で◯△▢を扱ったら、7月号でもっといろいろな形を紹介するなど、無理なくレベルアップしていける設計にもなっています。
同じテーマであっても、毎月、お子さまにとって新鮮な遊びであるよう工夫しています。はじめは、「ブロックをどうつなげたら、目的地までたどり着けるか」、次の月には「どうつなげたら、ここを経由したうえで目的地までたどり着けるか」の思考を促すことで、考える力を深めていける。こんなふうに、エデュトイを遊びの入り口にして、まずお子さまが飽きずにやってみたくなる教材構成でプログラムを組んでいます。
〈ほっぷ〉エデュトイの「はこぶんの はいたつやさん」。はこぶんが目的地までものを届けるという、お子さまにもわかりやすい目的を示して、自分から取り組みたくなる設計になっている。
〈すてっぷ〉くらいになると、「前よりうまくできるようになった」など、子ども自身で振り返りができるように。だから、年に何度か「成長の見える化」ができる教材をお届けしています。例えば、自分の名前を名刺に書いて、おうちのかたに渡すと「字がうまくなったね!」と親子で喜べる。お子さまにはそれが「もっと書こう!」と励みになりますし、おうちのかたは「こんなことができるようになったんだ」と成長を実感できる、そんなシーンづくりを大切にしています。
帰省でペースが乱れたり、行事が忙しくてできない月があるかも…。それをきっかけに、使えなくなるのではないかという不安もあるようです。
もともと無理なくできる量を毎月お届けしていますが、もしたまっても、長期のお休みやあまった時間にしてみるとか…柔軟に活用している、というお声をよくいただきます。お子さまのペースで取り組んでもらうのが、長く続けるコツです。よく年齢が上がると、小さい頃ほど映像教材を見なくなったという声をいただきますが、これは実は成長の
1・2歳の頃って、1か月でもすごく成長しますよね。届いた月にあまり活用できなくても、そのあとで久しぶりに出してみたら、すっごく楽しめた!なんてまた違った成長が見えることも、実はよくあることなんです。
その月に一番ふれてほしいテーマは、絵本・エデュトイ・映像教材で繰り返し扱います。だから、全部使えなくてもどれかひとつでも遊んでもらえれば、ちゃんとそのテーマの力が身につくようになっています。
教材を毎日使わなければ、全部使わなければと構えていただく必要はありません。今は少しずつコツコツ使うことよりも、お子さまが興味をもったときに取り組むことが大切だと考えています。キッズワークは、3・4歳のお子さまが好きな活動(クレヨンやえんぴつでかく・はさみで切る・のりではる・シールをはるなど)を、バランスよく取り入れていますので、どのページからはじめても大丈夫です。お子さまがやりたいときに集中して取り組み、あっという間に1冊やりきってしまった…!なんてお声もよくいただきます。