0歳代の赤ちゃんは興味をもったものは何でも口へ。取れた部品を飲み込んだり、細長いパーツでのどを突いたりしないよう、大きさや形状、素材等が赤ちゃんに与えてもよい基準を満たしているおもちゃを選ぶようにしましょう。
音や動くものに興味を示し手を伸ばす赤ちゃん。 つみきの角やプラスチック製のおもちゃのパーツなど、先のとがった箇所があると赤ちゃんがケガをしやすいので、しっかり確認しましょう。
赤ちゃんは握力が弱く、おもちゃを落としてしまうことも。逆に、腕の力がつけば投げたり、ぶつけたりすることも増えます。 重い、壊れやすいおもちゃは避けましょう。
赤ちゃんは大人が思いもよらないような遊び方をしますよね。とくにおもちゃのパーツはどんなものも「誤飲されうるもの」と考えて設計しています。 赤ちゃんが持って遊ぶものは、握りやすい大きさを考慮しつつ、窒息のリスクがないことを慎重にチェックしています。
赤ちゃんの口・のどのサイズを模したゲージで、飲み込み・のどつきがないかを確認。
直接触れる外側はもちろん、内部の素材まで材料の安全を確認しています。素材は、食器と同じく食品衛生法の基準をクリアしているので、溶けだしたり削れてしまった素材成分が、万が一体内に摂取されても安心です。部品が外れて誤飲しないよう、布製のおもちゃはプリントや刺繍仕上げを多用し、ボタンや面ファスナーなどは強度の高い縫製方法を採用しています。
赤ちゃんはくぼみや境い目が大好き。歯でかじってめくらないように、あえて接着剤をはみ出させ、段差ができないようにしています。
商品制作に携わる全員が安心・安全を守る意識をもち、商品材質や形状などあらゆるリスクを分析します。日本玩具協会が定めている安全基準「ST(Safety Toy)」のほか、欧州・米国で定められた規格や、過去の受講者からの声などを参考に、厳しい自社基準を設けてチェック。社外の専門機関に審査を依頼し、安全性を確保できる体制をとっています。
チクチク感の少ないタイプの面ファスナーを使用。取れないよう、かがり縫いでしっかり縫い付けます。
※教材のデザイン・名称・内容等は変わることがあります。