予防接種

法律で対象者や接種期間などが定められた「定期接種」と、希望者が受ける「任意接種」があります。定期接種は、決められた期間内なら公費(無料)で受けられ、自治体から通知が来ます。Hib(ヒブ)、肺炎球菌、DPT、BCG、MR(麻疹=ましん、風疹=ふうしん)、日本脳炎、B型肝炎、水ぼうそうがこれにあたります。希望者が費用を自己負担して受ける任意接種には、ロタウイルス、おたふくかぜ、インフルエンザなどがあります。自治体によっては、任意接種に補助が出る場合もありますので、お住まいの市区町村の情報を確認してみましょう。

※2020年10月からロタウイルスワクチンは定期接種となります。定期接種の対象は、2020年8月以降に生まれたお子さんです。
※この情報は2020年7月現在の情報です。予防接種の制度は変わることがありますので、厚生労働省のWebサイトなどで最新情報をご確認ください。

月齢 やっておきたいことリスト
0~1カ月

予防接種の情報収集をする

予防接種の実施内容やスケジュールを、お住まいの地域の自治体や医療機関などで確認しましょう。厚生労働省のWEBサイトで最新情報をチェックするのもおすすめです。

接種計画を立てる

予防接種は2カ月ごろから始められますので、0~1カ月のうちに計画を立てておきましょう。集団接種は実施日が決まっているので、集団接種をスケジュールの柱にして立てていくとよいでしょう。
2カ月

予防接種を受け始める

肺炎球菌、Hib(ヒブ)、B型肝炎、ロタウイルスは2カ月から接種スタートできます。
4カ月~1歳

接種状況を確認して、計画の見直しをする

予定通りに接種できず立て直しが難しい場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。

※BCGは公費(無料)での接種が5~8カ月なので注意が必要です。

1歳

1歳になったらなるべくすぐMR(麻疹・風疹混合)と水ぼうそうを接種する

月齢に合ったおもちゃをお届け

医療機関探し

赤ちゃんが生まれたら、なるべく早い時期にかかりつけ医を見つけておくと安心です。総合病院はいざというとき待ち時間が長いことがあるので、家から近い開業医だと安心です。口コミなども参考にしつつ、自分の目で確かめて選びましょう。また、いざという時に適切な対応ができるよう、地域の救急医療機関などについても調べておきましょう。

月齢 やっておきたいことリスト
0~1カ月

近くの小児科を調べて、かかりつけ医を見つけておく

2カ月頃から予防接種も始められますので、家から近い開業医を探しておきましょう。

地域の救急医療について調べる

自治体の情報などを早めに確認しておくと安心です。

※「安全」の欄もご参照ください。

歯のケア

乳歯は一般的に生後6カ月ぐらいのときに下の前歯から生え始め、2歳6カ月ごろに完了します。乳歯の数は、上の歯10本、下の歯10本の計20本。ただし、歯の生え方は個人差がとても大きく、標準とされる目安からプラスマイナス6カ月程度違っても問題はありません。最初の歯が生えたら、歯みがきスタート。歯みがきの習慣づけ、だらだら食べ続けない食生活にするなど、赤ちゃんの時期から健康な歯への意識をもち、強い歯をつくっていきましょう。

月齢 やっておきたいことリスト
5~6カ月

口移しや、箸・スプーンの共有をしない

離乳食が始まると、大人がかんだものの口移しや食器の共有をしたくなる場合もありますが、むし歯菌の感染防止のため、やめておきましょう。

乳児用歯ブラシの用意

歯が生える前から生え始めのころに、乳児用の歯ブラシを用意しておきましょう。

歯みがきスタート

歯が生え始めたら、食後にお茶を飲ませるなど歯のケアを始めましょう。できれば歯みがきをスタートするのが理想的です。外出先などで歯みがきができない場合はぬらしたガーゼでふくのもよいでしょう。
6カ月

フッ素の使用を検討する

歯が生え始めたら、フッ素を使用するのもよいでしょう。ご家庭で使用できるフッ素は薬局、薬店で購入できます。歯科でフッ素塗布をするのは、歯が生え揃ってくる1歳半ごろからがよいでしょう。1歳を過ぎると自治体のサービスでフッ素塗布を受けられる場合もあります。
9~11カ月

自分で持ってみがく習慣づけのスタート

慣れることを目的に、乳児用歯ブラシを持って練習しましょう。しっかりみがくことよりも、歯ブラシに慣れさせることがまずは大事です。仕上げみがきではむし歯になりやすい上の前歯に注意してみがきましょう。
1歳

仕上げみがきの姿勢に慣れる

遊びを取り入れたり、楽しい雰囲気で取り組むようにして、歯磨きに慣れ、習慣化できるようにしていきましょう。
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定期健診

赤ちゃんの発達状態を確認する機会として大切な乳幼児健診。出生届を提出した際に公費の健診の無料券を渡されることが多いようです。1カ月、3~4カ月、6~7カ月、9~10カ月、1歳といった節目に実施されますが、実施タイミングは自治体によって異なります。一般には、1カ月健診は出産した産院で個別健診を受け、3~4カ月で集団健診を、それ以降はかかりつけの小児科で個別に受ける地域が多いようです。健診のタイミング、集団健診か個別健診か、公費か自費か、などは自治体によって異なるので、早めに確認しておきましょう。

月齢 やっておきたいことリスト
0カ月

乳幼児健診の実施内容を、お住まいの地域の自治体に確認する

1カ月健診の予約をする

育児の疑問や不安、ママ自身の体調や回復についてなど、健診で相談したいことをメモしておく。
1カ月

1カ月健診を受ける

初めての健診。育児について気がかりなことの質問、相談もぜひ。
2カ月

3~4カ月健診の実施時期や場所を確認。必要があれば予約する

3カ月

3~4カ月健診を受ける

首すわりの発達状況などを確認します。
5カ月

6~7カ月健診の実施時期や場所を確認。必要があれば予約する

6カ月

6~7カ月健診を受ける

離乳食スタートやおすわりの発達状況などを確認します。
8カ月

9~10カ月健診の実施時期や場所を確認。必要があれば予約する

9カ月

9~10カ月健診を受ける

はいはいなどの運動能力の発達状況などを確認します。
11カ月

次回健診の実施時期や場所を確認。必要があれば予約する

1歳健診を実施していない自治体の場合、次回は1歳6カ月健診となることが多いようです。

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※教材のデザイン・名称・内容等は変わることがあります。

そのほか、小児科受診のコツ、歯みがきのしかたなど、月齢に合わせた情報をお届けします。

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