子どもの健康管理上の悩みの上位は、「好き嫌いが多い」24%、「野菜嫌い」21.6%、「食が細い」19.1%と食に関する悩みが上位を占めている。
幼児期は、味の好みや食事のリズムなど、食習慣の土台をつくる大切な時期です。
だからこそ、お子さまには好き嫌いせず栄養のバランスよく、しっかり食べてほしいですよね。
しかし、特に野菜が苦手なお子さまは多いようです。
苦手意識を持ってしまい、野菜を食べないことで、ビタミン不足になり風邪をひきやすくなったり、食物繊維が摂れず便秘になることもあります。
また、幼稚園や保育所などで、みんなで食事をする際に、自分だけ野菜が食べられないことでコンプレックスになるのでは、と心配しているかたもいらっしゃいます。
最も多く挙げられたのは、声かけによる食への興味・理解促進で16.6%。次いで、「誰かと一緒に食べる(共食)」、「栽培・収穫体験」となった。
「細かく刻む」「わからないように混ぜる」等の調理技術よりも、家族やお友達と食卓を囲んで話しをしたり、キャラクターを使ったり、食卓の楽しさの演出などが、「好き嫌い克服のきっかけ」として多く挙げられた。
苦手な野菜を「細かく刻む」「わからないように混ぜる」などの調理技術よりも、ちょっとした声かけや、家族みんなで囲む食卓、収穫体験や料理アレンジの工夫などがキッカケで、お子さまが苦手なものを食べられるようになったようです。
「食育に関して子どもに身につけさせたいことは何か」という問いに対し、『「食べるって楽しい!」と思うこと』に最も、高いニーズがあることがわかりました。次いで、「生活習慣など食事のマナーを理解し行動できること」(72.3%)、「感謝の気持ちを持つこと」(70.8%)、そして「親子のコミュニケーションが広がる、深まること」(65.8%)があげられました。
多くのおうちのかたが感じているように、お子さまに「食」を通して、『「食べるって楽しい!」と思うこと』、「親子のコミュニケーションが広がること」を感じてもらうことはとても大切です。
楽しい食卓体験が、お子さまにとって、好き嫌いや苦手の克服につながるキッカケになるのかもしれません。
お子さまの健やかな成長を応援するカゴメとこどもちゃれんじは、食卓が親子の笑顔あふれる時間になることを願っています。
【グラフ1】…●出典:カゴメ調査「幼児の調理実態と健康管理に関する調査」より ●調査期間:2009年4月20日~6月19日 ●調査対象:全国の幼児・児童(主に3~7歳)を持つ保護者3,802人
●調査方法:インターネットによるアンケート回答方法
【グラフ2】…●出典:カゴメ調査「子どもの野菜摂取に関する調査」より ●調査期間:2008年4月1日~6月20日 ●調査対象:全国の幼児、児童(主に3~7歳)を持つ保護者3,863名
●調査方法:インターネットを使ったアンケート回答方法
【グラフ3】…●出典:ベネッセ こどもちゃれんじ調査 『子どもの「食」に関する調査結果』より ●調査期間:2008年3月実施 ●調査対象:全国の幼児、児童(主に3~7歳)を持つ保護者1,560人
●調査方法:インターネットを使ったアンケート回答方法